ペットセーバー🚑
突然ですがみなさん、ペットセーバーはご存知ですか?
そのまま大切なにゃんこ、わんこをいざという時に私たちがその場でできる救命救急法のことです。
さっきまで元気に遊んでいた子が急に意識をなくしたとか、怪我をしてしまったとか、動物病院に行くまでに一番身近にいる私たちができる処置はあるのです。
いつも一緒にいることはなかなか難しいにゃんこたちは、目を離した隙にっていう事故が多いのでその場合どうずればいいのか講習を受けてきました‼️講習は色々な救急救命の経歴をお持ちのサニーカミヤ講師が主催するペットセーバープログラムです。
“First Responder”と“Emergency Rescue Technician”の民間資格が取れる2部の講習を受けてきました。
First Responder
この講習は助かる命を助けることを目的としたものとなっています。
救命処置と救急処置を学びます。
救命処置 | 死の危険性があるこの命を救うために優先しなければならないもの |
救急処置 | 怪我をした時などの手当て |
救命処置
心肺蘇生
やることはニンゲンと同じですよね?ただ体が小さくて言葉を発せないので最初のアクションが肝心になります。
うちはご飯をあげたらロークのご飯を食べている姿を最後まで見ていませんでした。あげたらそれでその場を離れてしまっていました。
ですが、この講習を受けて食べ終わるまで見ててあげるのも毎回は無理でもできる時はやろうと思いました。
ご飯大好きロークが急いでご飯を食べて喉に詰まらせる…なんてこともあるかもしれないと思いまして🙀窒息は呼吸停止=心肺停止になる前に異物を取り除くなどの処置をするのが一番いいはずです。
だけどここで発見できなかった場合、心肺蘇生処置をしなければなりません。
処置の時間が早ければ早いほどいいのはニンゲンと同じです。
誰もいなければ自分がやるしかありません‼️躊躇わず、思い切って行うことが大事です‼️
方法は小型犬や猫、中型犬、大型犬、短頭種でも違います。
うちはにゃんこなのでにゃんこの方法を覚えてきました。
小さいにゃんこの場合、体を片手で挟み圧迫する方法もあるようですが、ロークはちょっと大きめなので💦この方法はできそうにありません😓
片手で胸部を圧迫する方法を取ります。そして、人工呼吸も行う…
この時、頚椎を必ず保護するのが大事です‼️
色々と気をつけなければならないことが多く、覚えるのが大変でしたが、詳しくぬいぐるみを使って教えてくださいました‼️😊動画も撮れます🎥
異物混入
叩打法、チェストトラスト法、ハイムリック法、咽頭反射法などがあります。
にゃんこなどは口が小さいのでピンセットを用意しておくといいとのこと‼️喉の奥まで刺さないよう注意が必要です‼️
救命処置まとめ
このように異物除去ができない場合、心肺停止→心肺蘇生→搬送となるのでスピード命です‼️
予期せぬ事故が起こったとき慌てないように普段から想定して準備しておくのがいいそうです。
- かかりつけの動物病院の電話番号、かかっている子のカルテNo.、休診日を調べておく
- かかりつけが休診や時間外と場合救急で見てもらえそうなところ
- 搬送手順はどうするか。一人の場合はタクシーなのか誰かにお願いできるのか。タクシーも動物搬送可能なところなのか
一度ご家族で話し合っておくといいですね😄
救急処置
そしてお次は応急処置です。
止血の方法、骨折の処置、火傷・アナフィラキシーショック・熱中症の場合の処置の仕方を教えていただきました。
そして怖いなーと思ったのが、散歩中に起きる事故。見ず知らずのわんこが襲ってくる事案が怖すぎました🙀
うちは散歩はほとんど行きませんし、道路を歩かせることもないのでわんこに遭遇することもないんですが、わんこが家族にいる方は散歩に行くことがあると思いますので、注意が必要なんだなと思いました。
何かあったときは警察への通報と保健所や動物愛護センターに咬傷事故届の提出を忘れないようにしないといけないと思いました。
恥ずかしながらこういう届けがあるのをこの講習受けるまで知りませんでした💦
救急処置まとめ
にゃんこなどの血液に触れるときは必ずグローブをしましょう。
いざというときのために救急セットを作っておくと良いとのことでした。
- グローブ✖️2セット
- 綿包帯
- 伸縮包帯✖️2セット
- ガーゼ✖️3〜5セット
- 粘着包帯✖️2セット
- ビニール袋✖️2〜3枚
- ピンセット
百均で揃えられそうなものばかりなので揃えておいておこうと思います😊
Emergency Rescue Technician
こちらの講習では災害時のことについて学びました。
にゃんこたちのご飯やトイレ、必要なものは大体わかっていると思いますのでそこは省きます。
にゃんこは狭いところに入るのが好きなので、災害時そういったところに入ると連れ出すのが大変なので、普段からにゃんこが入れそうな隙間は塞いでおくとか、先ほど習った救命、救急処置を素早く行うとか、にゃんこたちの心のケアなどを教えていただきました。
ロープでリードの作り方を教えてもらいました。
災害時リードが必要になるとは思いますが、いつも持っているとは限りませんからね。
避難場所や避難方法など今一度確認しておくといいですね。
講習を終えて
毎日練習することで、実際に事故が起きたとき対処できるようにしたいなと思います。
※ぬいぐるみでしてくださいね‼️
何も知識がないよりは少しでも知識があれば、身近にいる大事な家族や、みなさんの大切な家族の手助けができると思います。
まだ日本にはペット用酸素マスクが一台も置いてないようです😿
ニンゲン用ではマズルの長い動物には対応できません。
消防署に備えて、多くの命が助けられるようになって欲しいと思います。
悲しい思いをする人が少しでも減るように…
内容は色々割愛しておりますので、詳しいことは講習でご自身で学ばれるのが一番いいと思います。
質疑応答の時間も設けられていますし、疑問に思うことはその場で解決できます。
後で思い返すために動画を撮っておくことをお勧めします。
年齢を重ねるとその場で出来ていても、後でやろうと思ったときにできないことの方が多いです💦
実技が多いのでわかりやすいです😊動きやすい服装で参加してくださいね。
ペットセーバーのインスタ←こちらからお近くの会場を探して申し込めます。
サニーカミヤ氏の書籍もあるようです↓
気になる方はどうぞ😸
自分で助けられる命があるのなら助けたい‼️何もできなくてごめんね…という思いをしなくていいようにもっと色々学んでいきたいと思います‼️
つづく…
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